第17回セミナー実施報告
12月23日(土)下記の通り、ビッグ・アイ小研修室5にて第17回目のセミナーを開催しました。
第一部「知っておきたい!!遺言・後見・家族信託のはなし」
~約40年ぶりに変わる”相続法”何がどう変わる?~
講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱藤原悠貴氏
年内も残り少なくなり、慌ただしい中でのセミナー開催ということで、参加頂いたのは3名でした。
今回のセミナーでは、いつもの内容に加え、40年ぶりの相続法改正についてもお話させていただきました。
自筆証書遺言に添付する財産目録の作成がパソコンで可能になるなどの「自筆証書遺言の方式緩和」については、来年の1月13日から施行されることもあって、相続法改正について特に興味をもっておられ、勉強になりましたという感想が多かったです。
次回のセミナーでも、相続法の改正について解説しますが、例えば、「自分でつくった遺言書を公的機関で保管してくれないか」「配偶者が今まで住んでいた家に安心して住み続けられるようにしたい」「葬式費用や生活費のために被相続人の預金を下ろしたい」「一生懸命に介護した長男の嫁にも取り分を認めてあげたい」などのような、希望が叶えられるのが今回の相続法改正です!!
知らないと損するポイントも満載ですので、是非とも参加頂けたらと思います。
今年は合計10回のセミナーを開催しました。お忙しい中、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
来年も皆さんにより分かりやすいセミナーを目指して改善していく予定ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
尚、新年は1月7日より平常どおり営業させていただきます。
時節柄ご自愛のうえ、どうぞ良いお年をお迎えください。
第16回セミナー実施報告
11月19日(月)下記のとおり、ビッグ・アイ小研修室5にて第16回目となるセミナーを開催しました。
第一部「知っておきたい!!遺言・後見・家族信託のはなし」
~相続を争続にしないために、今からできることは何?~
講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱藤原悠貴氏
先月はセミナーをお休みしたため、1ヶ月ぶりの開催となりました。
秋も深まり朝夕はめっきり冷え込むようになりました。当日も朝から冷たい雨が降り、日中は雨も止んだものの、気温は上がらず寒い中でのセミナーとなりました。
今回は事前に予約いただいた方も沢山ありましたが、当日の飛び込み参加もおられ、12名の方にご参加いただいました。
アンケートを見ると、家族信託や生命保険信託の話は初めて聞いて勉強になった。家族信託について知りたくて今回セミナーに参加したので参考になった。先々が不安ですが今回の資料を読みかえして勉強したい・・・等の感想をいただきました。長時間のセミナーにもかかわらず、熱心にセミナーを聞いて頂き、セミナー終了後には相続法改正についてのご質問もいただきました。
次回は今年最後のセミナーとなりますが、12月22日(土)に開催予定です。
社会や家族のあり方など時代の変化に相続法が対応できない場面が多く見られ、より実態に即した制度改正が長らく求められていた中で、昭和55年以降、約40年ぶりとなった今回の相続法の大改正。
遺言作成の方式緩和については、2019年1月には相続法改正の一部が適用されますので、興味を持っておられる方も多いのではないでしょうか!?
次回のセミナ-では「自筆証書遺言の要件緩和や保管制度」等の改正点についてもお話させて頂きたいと思っております。
多数のご参加をお待ちしております。
第15回セミナー実施報告
9月26日(水)、下記のとおり、ビッグ・アイ小研修室5にて第15回目となるセミナーを開催しました。
第一部「遺言書・成年後見・家族信託
~よりよい相続のために知っておきたいたいせつな話~ 講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱藤原悠貴氏
最近はめっきり秋らしくなり涼しくなりましたが、当日は雨が降って少し寒いくらいでした。足元が悪い中ご参加いただいた10名の皆様、ありがとうございました。
前回から、家族信託に加え、遺言や成年後見制度についてのお話もさせていただいておりますが、特に遺言については皆さん興味があるようで、熱心にメモを取って聞いていただいていたようです。
相続対策は財産の少ない家庭でもしっかりと考えておくべきと言われています。
相続対策というと「財産が沢山ある家の問題」と考える人も少なくないのですが、しかし、実際には少ない財産でも争いになることが多いのです。平成25年度の司法統計を見ると、「遺産分割事件のうち認容・調停成立件数」では8,994件のうち2,912件が1,000万円以下、3,841件が5,000万円以下の財産価額となっています。つまり、相続税があまり課税されない水準の家庭が全体の4分の3を占めています。
調停などが成立するまでの期間は6か月超1年以内が最も多く、次いで1年超2年以内ですが、3年を超えている例も少なからずあります。それほど多額ではない遺産をめぐり何年も争っているケースも多いのです。
ここで大事なのは、相続財産が多かろうが少なかろうが、相続人である身内同士での争いを避けないと、本来であれば助け合わなければならない身内同士でいがみ合うことになってしまいますので、争いの種を事前に摘み取っておくこと、つまりスムーズに遺産分割が出来るように生前中に取り決めておくことこそ、大切な相続(争族)対策です。そのためには、生前中に相続人と良く話し合っておくことが何よりも大切です。
相続人との話し合いのきっかけとして、まずは当事務所が定期的に開催しているセミナーに参加されてはどうでしょうか!?
相続対策の手段としては、今回セミナーで案内したように、遺言書の作成、成年後見制度や家族信託の利用等、様々な手段があります。是非、ご自身に最も適した対策を見つけてください。当事務所がそれをお手伝いできたらと思います。
第14回セミナー実施報告
8月18日(土)、下記のとおり、ビッグ・アイ小研修室5にて第14回目となるセミナーを開催しました。
第一部「遺言書・後見・家族信託を考える会」講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱藤原悠貴氏
当日は、お盆明けで少し暑さも和らいだように思われた日でした。お盆中、家族で相続の話をされた方もおられたのでしょうか?10名の方に参加頂きました。
今回は家族信託以外にも遺言・後見のお話もさせて頂きました。
アンケートを見てみると、家族信託は初めて知ったがとても参考になった。生前の相続対策について理解できたなど、参加して良かったというご意見が多かったです。
最近は、「終活」という流行語も出てきて、メディアでもよく取り上げられています。自ら死を考え相続後の対策を実際に行ったり家族に対して話をしたりすることも増えてきました。
これは、公正証書で遺言を作成する人の数が2014年に初めて10万人の大台を突破したということでも分かります。
背景には、2015年に始まった相続増税の前後で盛んに相続税について報道され、相続問題についてより意識が強まったことがあると思いますが、「自分は子どもたちに迷惑をかけたくない」と強く考えている方が増えてきていると思われます。
相続というのは起こってからできることは限られてきます。まずは、家族の間での意思を確認し合うということが大切だと思います。
とはいえ、相続の話の切り出し方は難しいものです。
まずは私どものようなセミナーにご家族で参加されてはいかがでしょうか?
第13回セミナー実施報告
7月25日(水)、下記のとおり、ビッグ・アイ小研修室5にて第13回目となる司法書士によるセミナーを開催しました。
第一部「家族信託での財産管理」講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱藤原悠貴氏
当日は36度の猛暑の中、3名様にご参加頂きました。ありがとうございました。
「信託」で決める財産の行く先というタイトルで、先月の7月1日(土)の朝日新聞に家族信託のことが掲載されていましたので、ご紹介します。
ここでは、70代の男性Aさん(妻と二人暮らしで、子どもがいない)が、自分の死後の財産がどのように管理されるか心配で、遺言書だけでは不安な場合、どのような準備をすればよいか?という質問でした。
Aさんは自分の死後は妻に相続させたいが、妻の死後、妻の親族に渡るのは不安に思っています。ここでは、「家族信託」で自宅や預貯金を信託財産として甥に託す契約が例に挙げられています。甥が老夫婦の財産を管理し、Aが元気なうちは、その財産の中からAに生活費を渡し、Aの死後財産は妻に、最終的に妻も亡くなった場合は、甥が財産を受け取り、妻の方の親族には渡らないような契約です。
遺言書の場合だと、妻に財産を譲るという一代の遺言しかできない為に、その後の相続については指定できせんが、家族信託だと確実に財産の行き先を決めることができるというのがポイントです。
また、成年後見の代用としても活用できます。自分が認知症になったときに自宅を売却して施設の入居費に充てることも可能です。法定後見の場合は、家庭裁判所の許可がなければ居住要不動産の売却ができないので、事前に自分が認知症になった際の処分方法を決められるのはメリットです。
このように、最近では度々新聞でも取り上げられるようになってきた「家族信託」!!
遺言書や成年後見の他にも老後の相続対策のひとつとして「家族信託」という方法もあるということを、是非知って頂けたらと思います。
第12回セミナー実施報告
6月20日(水)、下記のとおり、ビッグ・アイ小研修室5にて第12回目となる司法書士によるセミナーを開催しました。
第一部「家族信託での財産管理」講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱藤原悠貴氏
当日は6月18日の大阪北部震災に引き続き、大雨警報が朝から発動され、荒れたお天気となりました。
予約をいただいたお客様の中にも、大雨のためキャンセルされる方がおられ、どうなることかと思いましたが、5名の方に参加いただきました。
足元の悪い中、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
今回のセミナーでは、不動産会社の方にもご参加いただき、非常に勉強になりましたというお声もいただきました。
また、セミナー修了後の質問では、信託契約の終了に関する質問をされる方もおり、真剣に講義を聴いていただき、ご自身でも勉強されているようで、さらに分かりやすいセミナーをと、こちらも身が引き締まる思いでした。
高齢化社会で重要となる「家族信託」。
もしご自身が認知症になったとき、ご自身の意思を反映させた資産管理が可能でしょうか?「家族信託」であれば、その心配がなくなります。
この制度は、平成19年から法施行されましたが、まだまだ認知度が低いように思われます。
最近でこそ、テレビ番組や新聞等でも取り上げられるようになりましたが、まだまだ御存知ない方も多いのでは!?
今後も定期的にセミナーを開催する他、随時個別相談も承っております。
家族信託に限らず、相続、遺言書作成、後見人制度等も取り扱っておりますので、お気軽にお申し付け下さい。
また、セミナーの日程が合わない方には、お客様のご都合の良い時間帯に出張セミナーも承っておりますので、不動産会社様や福祉関係の会社様、または一般のお客様等、お電話やメールにてご連絡をいただけたらと思います。
第11回セミナー実施報告
5月16日(水)、ビッグアイ小研修室5にて、第11回司法書士によるセミナー「家族信託入門」を開催しました。
予定しておりました第二部の「生命保険信託と保険の活用について」の講義が講師の体調不良のため、急遽中止になりましたことをお詫び申し上げます。
当日はまだ5月だというのに、最高気温28度という夏日の中、5名の方に参加いただきました。暑い中、足をお運び頂きまして、ありがとうございました。
セミナー後のアンケートでは、とても分かりやすく理解出来たという方や自分の状況とは少し違うので、別の制度の話も聞きたかったという方もおられました。
皆さんメモを取りながら熱心に講義を聴いて下さり、質問等もいただきました。
毎回土日に開催していたセミナーですが、今回は水曜日に開催しました。
どの曜日にしたら参加頂きやすいか、また内容に満足して頂けるか試行錯誤でやっております。
今までの講義では、家族信託のメリットばかりをお伝えしてきましたが、今回は家族信託を行うにあたっての注意点も併せて紹介いたしました。
セミナーでもお話ししましたが、現在当事務所で家族信託を契約されている方の中にも、家族信託と、遺言や成年後見制度を併用されている例があり、家族信託だけをやっておけば全てが解決するわけではないケースもあります。
まずは、お客様の相談内容をよく検討して、どの制度を使うのが最良なのかアドバイスや提案等させていただきますで、「うちの場合はどうかな?」と疑問に思っておられる方、お気軽にご相談いただければと思います。
第10回セミナー実施報告
4月15日(日)14時から16時半まで、下記の通り家族信託のセミナーをビッグ・アイにて開催しました。
第一部「家族信託と相続」 講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱藤原悠貴氏
当日はビッグアイでイベントがあり、近隣の駐車場や会場が大変混み合っており、ご参加頂いた方々にはご迷惑をお掛けしましたことをお詫びいたします。
今回は参加人数が少なかったのですが、熱心にメモを取りながら講義を聞いていただいた参加者の方もおられました。その後、個別相談も承り、現在話を進めているところです。
また、先日は特定非営利活動法人ナルク様からの依頼で、出張でセミナーに行き、「聞いてわかる!任意後見と家族信託」のお話を20名程の参加者の方々にさせていただきました。
ナルク会員の方は平均年齢75歳で、独り身の方も多いということで、老後の不安、特に将来判断能力が衰えた時のことを心配し、任意後見や家族信託に興味を持っておられ、今後に役立てたいとのことでした。
月1回のセミナーの他にも、随時、出張でのセミナーも行っています!!
こんなセミナーをしてほしい等、できるだけご要望に応じたセミナーや勉強会をさせていただきますので、お気軽にお申し付け下さい。
第9回セミナー実施報告
3月24日(土)14時から16時半まで、下記の通り家族信託のセミナーをビッグ・アイにて開催しました。予約いただいた方にはの3月31日(土)に当事務所にて個別相談会を実施する予定です。
第一部「家族信託でつなぐ相続」 講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱ 藤原悠貴氏
当日は、桜も咲きはじめ暖かい日となりました。お出かけ日和にもかかわらずセミナーにご参加いただいた10名の皆様、ありがとうございました。
以前のアンケートで民事信託の説明が分かりにくいとのご指摘をいただいておりましたので、今回はセミナー資料にイラストを入れ、分かりやすく身近に感じていただけるように改善しました。
最近では新聞やテレビ番組で特集が組まれるなど、相続対策や認知症対策の有効な手段として大注目されているのが「家族信託」です。
高齢になると、認知症や病気になり、自分で預貯金を管理したり、不動産を持っている人であれば売却したり、修繕、賃料収入を受け取るなどが難しくなってきています。そこで、家族信託は、自分の財産を「誰に」「どのような目的で」「いつ」渡すかということを、認知症になる前の元気なうちに契約します。
そして財産を管理する権利を「信頼できる相手=受託者」に移し、将来その契約を確実に実行させていくことを取り決めします。多くの場合、父や母の財産を、子供や面倒をみている甥や姪が受託者となり、財産を管理していく制度が「家族信託」です。
家族信託(民事信託)は新しい制度ですので、知識の不足している専門家もいるというのが現状ですが、当事務所では民事信託の知識・経験豊富な信託活用アドバイザーが親身になって皆様のお悩みをおうかがいし、最適な解決方法をご提案させて頂いております。
民事信託の講義については、一度聞いていただいただけでは、分かりにくいこともあるかと思います。これからも随時セミナーを開催する予定ですので、お気軽に何度でも足をお運びいただけたら幸いです。
第8回セミナー実施報告
2月25日(日)の14時~16時半まで、下記の通り民事信託のセミナーをビッグ・アイにて開催しました。
第一部「家族のための民事信託(家族信託)」 講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」 講師:プルデンシャル生命保険㈱ 藤原悠貴氏
今回は午後からの開催で、セミナーをお聞きになった後、3月3日(土)の当事務所での無料個別相談会の受付を同時に行いました。
今回で8回目となるセミナーですが、回を重ねるごとにセミナーの参加人数も増え、今回は約20名の方にご参加いただき、ほぼ満席で活気のあるセミナーとなりました。
当初は「民事信託」という言葉を聞き慣れない方も多かったと思いますが、最近では新聞等でも取り上げられるようになり、関心のある方も増えてきたのではないでしょうか?
おかげさまで少しずつではありますが、セミナーをお聞きになって、実際にご利用いただいているお客様も増えてきました。
セミナー終了後のアンケートを見ていますと、民事信託と遺言書を使い分けることができることが大変参考になりました。今すぐの問題ではないけれども今後に役立てたい。相続を考えるよいきっかけになりました。という意見の他、説明が抽象的で理解しにくいので、具体的な数字等を挙げ説明してほしいという厳しい意見もありました。
お客様により、遺言書の作成がよいのか、成年後見制度の利用がよいのか、民事信託の利用がよいのかケースバイケースなので、個人個人詳しいお話をお伺いし、何が最も適しているのかを検討する必要があります。セミナーに来ていただいた方々には、無料で個別相談を受けておりますので、是非この機会にご利用いただければと思います。
「うちには残す財産なんて無いよ!」「我が家は仲が良いから大丈夫!!」と考えられている方は要注意かもしれません。実際、何の対策もしていなくて残された家族が揉める事例は増えてきています。セミナーに参加することで正しい知識を得ていただき、今後の生前対策や相続問題を考えるきっかけとしていただければ幸いです。
これからも無料相談会、セミナーを定期的に開催していきますので、お気軽にご参加下さい。