3月24日(土)14時から16時半まで、下記の通り家族信託のセミナーをビッグ・アイにて開催しました。予約いただいた方にはの3月31日(土)に当事務所にて個別相談会を実施する予定です。
第一部「家族信託でつなぐ相続」 講師:司法書士 樋口 聡
第二部「生命保険信託と保険の活用について」講師:プルデンシャル生命保険㈱ 藤原悠貴氏
当日は、桜も咲きはじめ暖かい日となりました。お出かけ日和にもかかわらずセミナーにご参加いただいた10名の皆様、ありがとうございました。
以前のアンケートで民事信託の説明が分かりにくいとのご指摘をいただいておりましたので、今回はセミナー資料にイラストを入れ、分かりやすく身近に感じていただけるように改善しました。
最近では新聞やテレビ番組で特集が組まれるなど、相続対策や認知症対策の有効な手段として大注目されているのが「家族信託」です。
高齢になると、認知症や病気になり、自分で預貯金を管理したり、不動産を持っている人であれば売却したり、修繕、賃料収入を受け取るなどが難しくなってきています。そこで、家族信託は、自分の財産を「誰に」「どのような目的で」「いつ」渡すかということを、認知症になる前の元気なうちに契約します。
そして財産を管理する権利を「信頼できる相手=受託者」に移し、将来その契約を確実に実行させていくことを取り決めします。多くの場合、父や母の財産を、子供や面倒をみている甥や姪が受託者となり、財産を管理していく制度が「家族信託」です。
家族信託(民事信託)は新しい制度ですので、知識の不足している専門家もいるというのが現状ですが、当事務所では民事信託の知識・経験豊富な信託活用アドバイザーが親身になって皆様のお悩みをおうかがいし、最適な解決方法をご提案させて頂いております。
民事信託の講義については、一度聞いていただいただけでは、分かりにくいこともあるかと思います。これからも随時セミナーを開催する予定ですので、お気軽に何度でも足をお運びいただけたら幸いです。